魔法のような光のキラキラの作り方です。
パスを調整することで光の軌跡を自由に動かすことができます。
- 制作サイズ:1920×1080
- エフェクト:CC Particle World
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STEP .1 光の軌跡のパスを用意
光の軌跡のパスを作成します。
Illustoratorで作成
光の方向はパスの書き順によって決まるので、今回は下から上に流れる光を作るので、パスも下から上に向かって書いたパスを用意します。
After Effectsで作成
After Effectsのペンツールでパスを直接描いてもいいです。
ここで作成したパスは、この後使用します。
STEP .2 CC Particle Worldで光をつくる
コンポジションの中に、新規平面レイヤー(黒)を作成します。
名前は「Particle_キラキラ」にしておきます。
作成した平面レイヤーに、エフェクトの「CC Particle World」を適用します。
CC Particle Worldを以下のように設定します。
STEP .3 ヌルレイヤーをつくる
レイヤーメニューの新規から「ヌルオブジェクト」を作成します。
レイヤー名を「Line」にして、3Dボックスをクリックしてチェックを入れます。
このヌルレイヤーに先ほど光の設定をしたPaticle Worldをエクスプレッションでリンクさせます。
「Particle_キラキラ」レイヤーのエフェクトを展開して
Producerの「PositionX、Y、Z」のそれぞれの時計マークをOption(alt)クリック。
エクスプレッションに以下の構文をコピペします。
・PositionX
(thisComp.layer(“参照レイヤー名”).position[0]-thisComp.width/2)/thisComp.width
・PositionY
(thisComp.layer(“参照レイヤー名”).position[1]-thisComp.height/2)/thisComp.width
・PositionZ
thisComp.layer(“参照レイヤー名”).position[2]/thisComp.width*0.87
そして、”参照レイヤー名”のところに、先ほどヌルレイヤーにつけた名前「Line」と入れます。
STEP .4 光の軌跡用のパスをコピー
STEP.1で作成したイラレの光のパスをコピー(⌘C)します。
STEP.1で作成した、After Effectsで作成したパスを使う場合は、シェイプレイヤーのパスを選択した状態でコピーします。
STEP .5 パスをペースト
「Line」レイヤーの位置(P)を選択(必ず位置をクリックして選択した状態に)して、先ほどコピーしたパスをペースト(⌘V)します。
位置を選択した状態でペーストすると、キーフレームが打たれます。
これで、「Particle_キラキラ」の光がパスに沿って移動します。
今回は5秒ぐらいにしたいので、キーフレームを全選択した状態でoption(alt)キーを押しながら、右へドラッグしてキーフレームを伸ばしておきます。
STEP .6 キラキラを複製
このままだと光が弱いのでレイヤーを複製して重ねていきます。
「Particle_キラキラ」レイヤーを複製(⌘(Ctrl)D)して名前を「Large glitter」にします。
そして、Paticle Worldを以下の設定に変更します。
作成した「Large glitter」を複製(⌘(Ctrl)D)して名前を「small glitter」にします。
そして、Paticle Worldを以下の設定に変更します。
以上で完成です。
あとは、光の量やパスを調整したりと色々と試してみてください。
補足
以下のように不透明度(100%〜0)を設定すると、徐々に光りが消えるようになります。
グローを適用することで光沢感を出すこともできます。
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以上です。